情報実験機ではマザーボードに一体化したネットワークカードを使用しています (このことを「ネットワークカードがオンボードで実装されている」と言います。 一体化しているのにカードと呼ぶのは奇妙かもしれませんが、カードと呼ぶのが 慣例となっているようです)。 マザーボード (ASUS 社製 P5Q Deluxe) 上のネットワークカード 付属のドライバは Windows Vista に対応していますが、 対応していないカードを使う場合には対応するドライバを web 上からダウンロードしてそれをインストールするか、 あるいは付属品のサポート CD を使ってインストールする 必要があります。 今回はチェックだけ行い、ネットワークの設定に進みましょう。
Windows が現時点でネットワークカードを認識しているか調べましょう。
"イーサネットコントローラのプロパティ" を見ると 「このデバイスは正常に動作しています」となっていて ネットワークカードが OS から認識されていることが分かります。
ここでは「IP アドレスを自動的に取得する」のチェックを外して 「次の IP アドレスを使う」にチェックを入れ、 以下に示すネットワークパラメータを入力してネットワークに接続します。
[詳細設定] をクリックし、さらに上の「DNS」タブをクリック。 "この接続の DNS サフィックス" に "ep.sci.hokudai.ac.jp" を入力。 "この接続のアドレスを DNS に登録する" のチェックを外して [OK]。 「インターネットプロトコルバージョン4」のパネルに戻るので [OK]。 さらに「ローカルエリア接続2 のプロパティ」のパネルに戻るので [閉じる]。
設定項目 | 答え方 |
---|---|
IP アドレス | 192.168.16.1** (** には各 PC の番号を入れて下さい) |
サブネットマスク | 255.255.255.0 |
ホスト名 | joho** (** には各 PC の番号を入れて下さい) |
ドメイン名 | ep.sci.hokudai.ac.jp |
DNS | 優先:133.87.45.70, 代替: 133.87.45.66 |
デフォルトゲートウェイ | 192.168.16.1 |
それでは実際にブラウザを立ち上げてネットワーク接続が成功したか確認 してみましょう。
[スタート] → [インターネット (Internet Explorer)] としてブラウザを起動します。 "アドレス" の欄に "http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex/" と入力してみましょ う。ちゃんと INEX のページが表示されましたか?
尚、OS インストールした直後はソフトウエアが出荷時の状態ままで、 出荷後に見つかったプログラムミス(バグ)に対応できていません。 クラッカー達は大抵はネットワークを通じ、そうした「穴」に付け込んで 不正侵入等の悪事を企てます。
ですから OS インストール後、ネットワークに接続可能になったら、 すぐに古くなったソフトウエアを更新する必要があります。 その方法は次の "ユーザアカウント・パスワードの設定"の後に説明します。
更新情報: 2009/06/18(岩堀智子) | Copyright © 2009 inex |