本プロジェクトは, 北海道大学理学研究科地球惑星科学専攻の研究室と岡山県立
鴨方高等学校の『宇宙の科学』の教室とを高帯域のネットワークJGN(Japan Gigabit
Network)で結び, 高品位な映像/音声を双方向にやり取りしながら, 研究の最先端
から高校へ授業を直接届けることを目的として発足しました. 日本では初の試みです.
本プロジェクトの特徴を以下に示します.
[技術的側面]
- 画像のやり取りに高品位な画像/音声を送受信できるDVTSを採用.
- JGNを専用利用することで双方向で瞬時に映像をやり取りできる.
- 遅延のない双方向の画像/音声のやり取りによって対話的環境が実現.
- 次世代通信規約IPv6を使用.
[教育的側面]
- 高校生が講師の解説を交えながら最先端の研究に触れる機会を提供.
- 高校生用に教材を高等学校の先生と共同開発.
- 高校生に授業後アンケートを実施し遠隔授業の有効性について検証した.
- プロジェクトが大学院生を中心とする有志によって運営された.
このような試みを通じて, 我々は大学に蓄積された情報, 知識を社会と広く共有
する手掛かりを得ようと考えています.
[ 第 1 回 ]
[ 第 2 回 ]
[ 第 3 回 ]
2002年 11 月 17 日 (11:45-12:20) | 『雪の結晶』: 千葉 ゆきこ, 高山かおる |
(全国マルチメディア祭 2002 in 岡山 への中継)
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氏名 | 担当 | 所属 |
杉山 耕一朗 | 総括 |
理学研究科・地球惑星科学専攻 D2 |
中神 雄一 | マネージャー | 理学研究科・地球惑星科学専攻 M2 |
千葉 ゆきこ | 授業計画作成 | 理学研究科・地球惑星科学専攻 M2 |
江川 晋子 | 授業資料校正 | 地球環境科学研究科 D2 |
塩野 義 | 教育的側面の研究 | 理学研究科・地球惑星科学専攻 M1 |
鈴木 悠介 | 授業用資料の作成 | 理学研究科・地球惑星科学専攻 M1 |
石井 浩之 | DVTS サーバ構築と運用 | 理学部・地球科学科 B3 |
足立 洋輔 | DVTS サーバ構築と運用 | 理学部・地球科学科 B3 |
高山歌織 | 授業スタジオのコーディネート | 理学研究科・地球惑星科学専攻 D1 |
[月の科学]
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[惑星の気象学]
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[マルチメディア祭放映ビデオ]
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○ 画像素材リンク集 :
授業で使用した画像の入手先リスト.
遠隔授業を行うにあたり, 以下の方々に力を貸して頂きました.
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