〜 資源管理型漁業と研究 〜
語句の解説と参考サイト

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語句の説明

○資源管理型漁業

漁業者集団が資源や漁場を合理的に利用して 安定した漁業の確立を目指し、自主的に 管理・規制を行っている漁業。

網目の拡大、小型魚の苗放流、休漁日の設定、 漁獲量の割り当てなどがこれにあたる。(広辞苑より)

(参考)JF全漁連「資源管理型漁業への取り組み」 http://www3.jf-net.ne.jp/torikumi/shigen/shigen.html

○ブイ

浮標。浮子(うき)のこと。

○水塊(すいかい)

水温と水質が一定の関係を持って分布している一群の海水。
周辺と比べ、水温や水質に特徴のある海洋の一部。

○種苗生産

正確には増殖事業における種苗生産のことを示す。 ここでの「種苗」とは漁業で用いる養殖用の稚魚や卵のことを 意味し、種苗生産とは対象となる魚介を種苗の状態から人工的に管理・ 飼育して放流できるサイズまで育て上げることを意味する。

○養殖と増殖

養殖と増殖の概念については、今日必ずしも統一されている わけではないという。意味合いからすればどちらも、人が労力を 加えて繁殖率、成長率、生存率などを高めて漁獲量を増やそう とする点にある。

しかし、水産業の経営という側面から考えると養殖では 魚介類の生涯のほぼ全てお人が管理しているため、その所有者が 常に明らかであるのに対して、増殖では魚介類を天然域で 成長、繁殖させることから、魚介類は漁獲されて初めて決まる という側面がある。

○刺し網漁

帯状の網を表層、中層や海底に仕掛け、魚やエビなどを網に さしからませてとる漁法。

下を錨で止め、上をブイや発泡スチロールなどで浮かせて 網を固定するのを「固定式さし網」、 固定せずに潮に流すのを「流し網」と呼ぶ。

(参考)三重の漁業と遊漁のルール http://www.pref.mie.jp/SUKYOKYU/gyousei/yugyo/kosasi.htm

○クロガシラカレイ

参考サイト

北海道発行 水産資源管理マニュアル(2000年度 前期) http://www.marusui.co.jp/image/sigenmanu00zen/15.jpg

○マガレイ

参考サイト

北海道発行 水産資源管理マニュアル(2000年度 前期) http://www.marusui.co.jp/image/sigenmanu00zen/11.jpg

○ワムシ

世界中の海水や汽水に分布している動物性プランクトン。 多くの魚類の種苗生産において、初期餌料として不可欠です。

参考サイト

マリンネット北海道 TOP PAGE 栽培漁業総合センター 魚類部 「生物餌料について」 http://www.fishexp.pref.hokkaido.jp/exp/saibai/zooplank.htm

株式会社プラントビオ 「水生生物辞典」 http://www2s.biglobe.ne.jp/~plantbio/biodic/biodic00.html

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