資源管理型漁業に向けて

浜岡荘司さん
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「資源管理型漁業」について話されている浜岡さん(右)

◯「資源管理型漁業」とは?

オホーツク海沿岸域にもその環境をベースにして住んでいる様々な生物が存在します。 これらの生物は、光合成によって有機物をつくり出す植物プランクトン、それを 捕食する動物プランクトン、それをさらに捕食する小・中・大型の魚介類からなる 生態系を形成しています。

この生態系の構造をとらえた上で、その中に位置する魚介類を適切な管理のもとに した漁獲を維持してゆこうというのが浜岡さんらが目指す資源管理型漁業です。

◯資源管理型漁業を実現するためには?

物理・化学・生物的な海洋環境の把握が必要です。 特に生物的な海洋環境の把握には、植物プランクトンや動物プランクトン量 の季節的変動さらに、それらの10年、20年間の年変動といった長期間のデータ の蓄積が重要であると浜岡さんは考えています。

これまでにオホーツクタワーでは開設以来、5年分のデータが蓄積されてきました。 これらのデータは浜岡さんや大滝さんの試みに活かされようとしています。



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