■■ 森 羅 万 象 セ ミ ナ ー ■■

目的: 分野を超えた自由な議論の場作り

発表者は異種分野の人々にも納得のゆくよう好きな話題をじっくり語り、 聴衆は各自の興味・知識・哲学に従い突っ込みを入れる。世の中の情勢把 握・未知との遭遇・自身の研究哲学の再確認・(ゆくゆくは)旧来分野の 壁を超えた新しいサイエンスの醸成が目論み。異文化との接触により本当 に進歩が生まれるのか、ある種の実験。

講演希望, 問い合わせ等は sinra-admin@ep.sci.hokudai.ac.jp まで.

2014 年度世話人 ::   鶴巻 亮一 (惑星宇宙グループ)

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 日 時    話 者   題 目 講演ビデオ 講演資料
01/06(Tue) 16:30-18:00 荒川政彦(神戸大) 「はやぶさ2」人工クレーター形成実験とクレータースケール則 VIDEO 発表資料

* 本セミナーは Mosir Project によって映像撮影/公開されています.

 
日時 : 2015/01/06(Tue) 16:30 - 18:00
場所 : 理学 8 号館コスモスタジオ (8-2-01)

話者 : 荒川政彦(神戸大理学研究科地球惑星科学専攻)
題目 : 「はやぶさ2」人工クレーター形成実験とクレータースケール則

小惑星探査機「はやぶさ2」には小型搭載型衝突装置(SCI)が人工ク レーター形成のため装備されている. この装置は質量 2kg の銅製球殻弾 丸を速度 2km/s で小惑星表面に衝突させる能力を持つ. この人工クレー ターは, 小惑星内部を観測する窓となり, 各種リモセン観測や試料採取 が期待されている. 一方, この人工クレーター形成の機会を室内衝突実 験の延長としてとらえ, 大規模, 微小重力下における衝突過程の研究と して利用することが考えられている. そのために SCI 衝突の観測装置と して分離カメラ(DCAM3)が搭載されており, 特に理学観測用のデジタル 通信カメラが開発された. この SCI による衝突実験を特に宇宙衝突実験 と呼び, クレータースケール則の実証と改良を目的としたサイエンスの 展開が検討されている. 本講演では, この「はやぶさ2」人工クレータ ー形成実験の概要とそれに関わる室内衝突実験及びクレータースケール 則の研究について紹介する.

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This page updated on Jan. 2, 2015