Mission Status




 ■ JEM-GLIMSの軌道上観測の終了 (2015/08/24)


JEM-GLIMSは,定常運用および後期運用を含めた約3年間の軌道上運用を終了しました。HTV5号機の被与圧キャリア内部に搭載されISSを離脱し,2015年8月30日に地球大気中で燃え尽きました。

 ■ 後期運用:完了 (2014/12/12 - 2015/08/24)


定常運用におけるJEM-GLIMS観測成果の評価を受け,JEM-GLIMSミッションは2014年12月12日から後期運用フェーズに移行しました。2015年8月24日までの約半年間の軌道上観測を実施しました。


 ■ 定常運用:完了 (2012/12/20 - 2014/12/11)


試験運用におけるJEM-GLIMS全機器の正常性の確認と取得した初期観測データの評価を受け,JEM-GLIMSミッションは2012年12月20日から定常運用フェーズに移行しました。2014年12月11日までの約2年間,定常運用を実施しました。


 ■ 定常運用に向けた試験運用:完了 (2012/11/20 - 12/20)


初期チェックアウト運用におけるJEM-GLIMS全機器の正常性の確認と取得した初期観測データの評価を受け,JEM-GLIMSミッションは2012年11月20日から定常運用開始に向けた試験運用フェーズに移行しました。この試験運用では,JEM-GLIMSの動作パラメタ設定値を様々に変更し,雷イベントを検出するのに最適なトリガ閾値および観測器感度の調整と決定を行います。また,JEM-GLIMSがコマンドシーケンスによって自動的に動作・データ取得する機能の正常性も確認します。
・JEM-GLIMSの全機能が正常であり,多くの雷イベントを検出できることをを確認しました。(2012年11月20日)


 ■ 初期チェックアウト運用:完了 (2012/09/15 - 11/20)


JEM-GLIMS機器の電源を投入し基本的な動作を行わせ,打上げ前と変わらぬ性能を維持しているかチェックします。
・JEM-GLIMSの全機器が健全であり,打上げ前と同様の性能を維持していることを確認しました。(2012年11月6日)


 ■ 曝露部へのMCE取付けオペレーション:完了 (2012/08/09)


JEM-GLIMSを搭載したポート共有実験装置(MCE)は,正常にJEM曝露部に設置されました。


 ■ HTV3 打上げオペレーション:完了 (2012/07/21)


ポート共有実験装置(MCE)を搭載したHTV3はH-IIBロケットによって種子島宇宙センターから正常に打上げられました。打上げ時刻:02:06:18UT